ああ憧れのクルマ人生

投稿日時 2006-08-10 18:50 | カテゴリ: コラム

okutama_04.jpg今日はBMWの話とは違うのですが、写真を整理していて思い出した凄い人物のことをご紹介したいと思います。

今年の4月、奥多摩へツーリングオフミへ行ったときのこと。R32 GT-Rスカイラインベースの500馬力以上の完璧レーシング仕様のトミーカイラに乗るこの人。なんと年齢78歳。す、凄すぎます!自分もクルマ好きを自称するものの一人ですが、やはりここまでやれる人は中々いないんじゃないでしょうか?名前も聞きそびれてしまったこのお方の生き様をご覧ください。


その人は突然現れた。


okutama_08.jpgツーリングコースの途中の駐車エリアで、参加した5NETのメンバーの一部が談笑してると、「みんないいクルマ乗ってるねぇ」とニコニコと話しかけてきたそうです。E60を中心にいわゆるクルマ好き同士の会話を楽しんだ後、takumaさんが「ところでおじいちゃんは、何のクルマ乗っているの?」と聞くと、「これだよ。」指差されたのがこのクルマだったそうです。

なんとそれはかつてポルシェも凌駕するとまで言われたR32型GT-R。それもトミーカイラ仕様の超サーキット本気モード仕様なのです。これには一同驚いていました。


凄すぎる、このクルマ


okutama_021.jpgそうこうしているうちに私も合流してこの会話に入り、それ以前の一部始終を聞いて驚かされました。エンジンはチューンされて500馬力以上、もちろんマニュアルミッションでクラッチは3枚!ブレーキもブレンボが使い込まれた状態で備わっています。シートは当然フルバケットに4点止めベルトです。こんなクルマを操るのは、もっと若い世代でさえ難しいだけでなく体力的にも要求されるはずです。それなのにこのクルマのオーナーはなんと78歳!信じられません。

ちなみに助手席前に貼られているのは、お亡くなりになった奥様だそうです。「スピード出し過ぎないようにお母ちゃんに見張っててもらっているんだよ。」とのこと。なんとも素敵です。


サーキットでも現役活躍!


okutama_03.jpgいったいこんなクルマをどこで乗り回しているんだろうと思ったら、なんとサーキットでも毎年4回はレース参戦しているそうです。プロのレーシングドライバーにレッスンを受けたり、また一緒に走ったりもしているそうです。私なんかよりもチューニングについて詳しい他のメンバーによると、これらのチューニングは半端じゃないそうです。若い小僧が峠仕様にいじるようなものではなく、本格的にレーシングサーキットで1/100秒を争うような走りをするための使用だそうです。


でもきちんと「もみじマーク」!


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義務ではないものの、高齢者が運転する車には「もみじマーク」 の装着が推奨されています。もちろん、78歳のこのおじいちゃんのクルマにもきちんと着いています!もみじマークつきのクルマに対しては、「幅寄せや割り込みが禁止され、違反した場合は、5万円以下の罰金が科せられた上、基本点数1点が減点」されるそうです。

ですのでこのクルマに意地悪しちゃ、だめですよ...って、できるわけないじゃん!こんなクルマに!


ひとしきりこのクルマを我々BM小僧たちに自慢した後、笑顔で爆音と共に去っていったこの大先輩、いったいどこのどなただったのでしょうか?やはりクルマ好きを自らを語るなら、ここまで行き着くようなクルマ人生を歩んでみたいですね。また一人、生き方のお手本になる人に出会えた気がします。

Webに載せても良い、というお言葉はいただいていたのでこうしてご紹介していますが、この方をご存知の方は是非ご一報ください。


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